「審査が甘いクレジットカード」と聞くと、ついつい反応してしまう人も多いのではないでしょうか。

インターネット上で検索をすると、「このクレジットカードは審査が甘い!」などと言ったうたい文句を見ることがあります。

しかし、審査が甘いクレジットカードは本当にあるのでしょうか?

クレジットカード会社から見て、「審査を甘くする理由はあるのか?」という点から考えて見るとよくわかります。では、クレジットカード会社が審査を甘くするとどうなるのでしょうか?

クレジットカード利用者が増えるので、利益も増えそうな気がします。年会費があれば、その分もプラスですから。多くの人にカードを使ってもらえれば、手数料も入ります。

しかし、その分「貸し倒れになるリスク」が増えます。

クレジットカード会社が審査を甘くすると

どういうことかというと、クレジットカードの審査を甘くした分、属性の悪い顧客も増えてしまうということです。

属性の悪い顧客は、「滞納する」「債務整理をする」「行方をくらます」など、一般の人に比べ料金を払ってもらえなくなるリスクが高くなります。

そういった人たちが増えてしまうと、クレジットカード会社が損をすることになります。

クレジットカード会社からすると、当然そんなリスクを背負いたくはありません。本音を言えば、属性のいい顧客だけを相手にしたいと考えています。属性のいい顧客とは、過剰な借り入れがなく、定期的な収入がある安定した人のことです。

とはいえ、そういう属性のいい人は数少ないです。数が少ないため、そのような人たちだけではクレジットカード会社として運営していけません。

それでは、審査の甘いクレジットカード会社というものは、存在しないということなのでしょうか?

新規のクレジットカードを狙う

実はここからが本題で、「審査の甘いクレジットカード会社は存在しない」とも言い切れません。

例えば、クレジットカード事業を新規に立ち上げた会社などは、すぐにでも利用者を集める必要があります。

クレジットカードの利用者がいないと、年会費や手数料といった収入がないので、事業として成り立ちません。

なので、普通は審査に落とすであろう属性の人でも、あえて審査を通してしまうケースがあります

このあたりの判断はクレジットカード会社によりますので、どのクレジットカード会社でも新規なら審査に通りやすいというわけではありませんので、その点は注意してください。

キャンペーン中のクレジットカードを狙う

他に審査が甘くなるパターンとして、キャンペーンがあります。

この場合も顧客をたくさん集めたいので、審査が甘くなることがあります。

キャンペーン中は広告費などの資金を投入しますので、その金額を回収して、利益も出す必要があります。なので、クレジットカード会社としては確実にノルマを達成する必要が出てきます。

広告費などの中には、回収不能のリスク分の予算も計上されていますので、この費用分が甘い審査になる可能性は十分にあります。

こういった期間限定で審査が甘くなることは、実際にあるようです。

他にもこのような点に注目する

普段なかなか審査に通らないような人が、審査に通りクレジットカードを持てたときは、本当に大事にするでしょう。

そういった人は属性が悪かったとしても優良顧客になるので、クレジットカード会社からすると大事なお客さんです。

他には、通常ではなかなか申し込んでもらえないクレジットカードなども、他と比べ審査を甘くしないと顧客を獲得できないという事情もあります。

消費者金融のカードにクレジットカード機能が付いたごく一部のカードも、通常のクレジットカードと比べれば審査が甘いといえます。

他にも、自分がクレジットカード会社が求めているユーザーであれば、審査に通りやすいといえます。例えば、主婦がメインターゲットのカードなどは、審査が甘い傾向にあります。

そういった、そもそもの審査の難易度が違うクレジットカードを狙う手もあります。銀行系クレジットカードよりも、流通系クレジットカードのほうが審査は甘いことが多いです。

そのほかは、「その情報自体が間違っている」ということもあります。

実際は審査が甘いわけではないのに、「このクレジットカードは審査が甘いです」などとデタラメな情報がネットに流れていることもあります。

まとめ

審査が甘いクレジットカードは実際にあります。「新規事業のクレジットカード」、「キャンペーン期間中」などは審査が甘いこともあります。しかし、必ず甘いわけではありません。

通常の審査難易度が低めのクレジットカードを狙う手もあります。消費者金融系のクレジットカードなど、通常ではなかなか申込されないカードなどは、審査が他のカードより甘いものもあります。

主婦向けの流通系のクレジットカードや、大手家電量販店のSuicaカードも狙い目です。フリーターや主婦でも審査に通っています。

ネット上にある適当な情報は、何でも信じることのないようにしましょう。