以前、年収が高いだけではカードローンの審査には通らないという説明をしました。

「年収」がカードローンの審査で一番重要なのか?

それでは、その年収に直接かかわってくる勤務先の情報はどう判断されるのでしょうか?

大企業に勤めている人もいれば、中小企業に勤めている人もいるでしょう。公務員や自分で事業をしている経営者や個人事業主もいるでしょう。

雇用形態も正社員、派遣社員、パート・アルバイトなど多種多様です。

どのような勤務先、雇用形態がカードローンの審査で有利なのかを説明していきます。

評価されている勤務先・雇用形態

銀行や消費者金融が一番重視しているのは、「収入の安定性」です。

「年収の高さ」はもちろん審査されますが、高い年収だから審査に通るわけではありません。

短期的にしか続けられないような仕事(職業)であれば、審査で不利になります

審査で優遇される順に説明していきます。

1.公務員

カードローンの審査では、公務員の評価は非常に高いです。

収入もそれなりに高く、東京都の平均年収は735万円(平均年齢41.0歳)ほどもあります。基本的に年々収入は上がっていきます。

離職率が低く、基本的に定年までリストラされません。雇い主は国ですから、会社がつぶれるリスクもありません。勤務年数の長さも評価されます。

2.大手企業勤務の正社員

収入に関しては、公務員より高い人も多いのが大手企業勤務の正社員です。やはり評価は高く、公務員と同等レベルと考えていいでしょう。

離職率も低めで、大企業なのでそう簡単には会社はつぶれません。リストラにあう確率も低いです。やはり勤務年数の長さが評価されます。

3.中小企業勤務の正社員

一般的なサラリーマンはここになります。実は評価は悪くありません。

勤務年数が長ければ、本人たちが思っている以上に評価が高いのがサラリーマンです。

自分から辞めない限りは、正社員はクビになりにくいです。法律に守られているため収入が安定していると判断されます。

中小企業勤務の正社員といっても、勤めている会社の規模によっても評価が上下します。

  • 帝国データバンクに掲載されている
  • ゼンリンの住宅地図に会社名が掲載されている
  • NTTのタウンページに電話番号が載っている

どれにも当てはまらない場合、「本当に実在するのか分からない会社」と判断されて、評価が極端に低くなってしまいます。

評価が低い勤務先・雇用形態

ここからは評価があまり高くない、評価が低い勤務先や雇用形態です。

1.契約社員・派遣社員、アルバイト・パート

基本的に短期の勤務になります。派遣社員や契約社員は、派遣先の勤務先のさじ加減で簡単にクビになる可能性があります。いつ辞めるか分からない点も評価が低い理由です。

アルバイトやパートもやはり同じ理由です。とはいえ、アルバイトやパートでも、勤続年数が長ければ十分審査に通ります。

「勤続年数」が短くてもカードローンの審査に通るのか?

2.自営業者、個人事業主

自営業者や個人事業主といえば、社長であり経営者です。高収入の人も多く、年収1,000万円以上の人も多数います。

しかし、自営業者や個人事業主は高収入でも評価は低いです。

やはり「収入が安定していない」という点につきます。去年は年収1000万円以上あった人でも、今年は年収100万円ぐらいということもよくあります。

自営業者や個人事業主は収入が高くても、銀行や消費者金融から「カードローンを利用しないといけないほど資金繰りに困っているのではないか」という判断をされてしまいます。

長く事業を続けていれば、当然審査にプラスになります。ですが自営業者や個人事業主は、サラリーマンどころかアルバイト並みの評価をされる可能性があることを認識しておいたほうがいいでしょう。

芸能人やスポーツ選手も、実はこのカテゴリーです。

一発屋の芸能人を想像してもらえばよく分かると思います。

例えば、羽田陽区という10年ほど前に活躍した芸人さんがいますが、当時の最高月収は2800万円だそうです。それが今や年収100万円に満たない状態とのこと。

スポーツ選手もケガをしてしまえば、もう競技を続けられないので引退して無収入になる可能性もあります。

突然収入が下がるリスクが考慮されるため評価が低くなります。

3.無職

もはや説明する必要はないと思います。無職ではカードローンの審査に通りません。

まとめ

勤務先や雇用形態によって、審査の評価がかなり変わることは理解できたと思います。

勤務先、職業、働き方によって「収入が安定している」と判断されれば、カードローンの審査でかなり有利になります。

公務員や大企業の正社員は評価が非常に高いです。中小企業でも正社員であれば問題ありません。契約社員や派遣社員、アルバイト・パートでも勤務年数が長ければ、それなりの評価がもらえます。

自営業者や個人事業主は収入が高くても、基本的にサラリーマンより評価が低いです。自営業者や個人事業主が利用不可のカードローンもありますので、その点はチェックして申し込みましょう。