キャッシングやローン、クレジットカードなどの支払いを毎月ちゃんとしているのに、なぜか借金が減らない人が多いようです。

毎月返済していてもなかなか減らない状態が続き、そういったときにお金が入り用になり、その月の支払いが少し足りなくなる。足りないので、キャッシングをして借金返済のための借金をする。

こういった状態が続くことで、借金は雪だるま式に膨れ上がり、気がついたら自力で返済できないほどの借金を抱えていることに気がつきます。

キャッシングやローンでお金を借りた場合、元金だけを返せばいいわけではなく、当然ながら利息も合わせて返済していくことになります。

元金が減っているかどうかチェックする

金利が高いローンやキャッシングの場合は、返済額の大半が利息の返済のみにあてられて、元金がほとんど減らないことがあります。自分がその状態になっていないか確認してみましょう。

例えば100万円を借りる場合、大手消費者金融の金利は年18%程度なので、利息は年間で18万円になります。1ヶ月計算にすると、15,000円です。

毎月15,000円返済していたとしても、元金は1円も減っていないことになります。

こういったことがないように、大手消費者金融などでは毎月の返済額を30,000円などに設定して、元金が減るようにはしています。

しかし100万円を金利18%で借りて、毎月30,000円返済した場合、支払い回数は47回です。つまり全額返済するのに約4年かかります。総支払額は1,396,720円になります。利息だけで約40万円近くになります。

毎月3万円を用意するのはなかなか大変なものです。しかも4年間もです。これで給料カットやリストラなどにあえば、返済が滞ることになります。

そうならないために、他の消費者金融などからキャッシングをしてその月の支払いを何とかこなす。しかし、当然ながら毎月の返済分が増えるので、もっと大変になります。

こうやって借金を増やしていく人が非常に多いです。

お金を借りる前にシュミレーションする

そうならないためには、金利はできるだけ低いところで借りましょう。そして必要のない分は借りない。

以前の消費者金融の金利29.2%がどれだけ高かったよくわかると思います。

100万円借りたら、年間の利息は29.2万円です。毎月30,000円返済した場合、支払い回数はなんと70回です。完済までに6年近くかかってしまいます。総支払額は約208万円と恐ろしい金額です。

そういう意味では規制がかかり、金利が20%までになったので、借りる側からすれば借りやすくなったのかもしれません。

ですがお金を借りる場合は、いくらを金利何%で借りて、毎月の返済額はいくらで、いつまでに返済が終わる、ということを借りる前から考える必要があります。分かるのであれば、総支払額も計算しておきましょう。

書き出してみることが大事

例えば下記のように書き出してください。

  • A社でキャッシング:80万円
  • 金利:18%
  • 毎月の返済額:3万円
  • 返済期間:2013年7月~2016年6月
  • 総支払額:1,029,342円

上記の返済額では期間が長すぎると感じるのであれば、もっと低い金利の銀行のローンを検討して、さらに毎月の返済額を増やしてみましょう。

  • B銀行のカードローン:80万円
  • 金利:14.5%
  • 毎月の返済額:4万円
  • 返済期間:2013年7月~2015年7月
  • 総支払額:921,277円

これで返済期間が約1年ほど短縮でき、総支払額も10万8千円ほど安くすみました。このような返済シュミレーションは絶対にしておくべきだと思います。

「ご利用は計画的に」とはうまい言葉だと思います。

まとめ

毎月、借金の返済をしているが、借金の額が減ってない人にはちゃんと理由があります。金利が高いローンやキャッシングの場合は、返済額の大半が利息の返済のみにあてられて、元金がほとんど減らないことが原因のひとつです。

本当は借りる前にシュミレーションをするべきですが、今現在でもいいのでやってみましょう。今の借金の借入先、借入額、金利、毎月の返済額、返済終了日などを書き出してみることをおすすめします。

利息が高いことで返済期間が長くなっているのであれば、借り換えを検討するのも手です。