学生が企業に入るためには、就職試験をパスする必要があります。筆記試験や面接などの関門を乗り越えた人だけが、その企業に入社できるようになっています。

その際に、企業はどんな情報を見て採用選考しているのでしょうか?

親の借金情報は調べられる?

当然ながら、筆記試験の点数や面接での受け答えなどが判断材料にされます。

それだけであれば特に問題はありませんが、もしその企業の採用試験に親の借金などが影響するならば・・・。

そう考える人は多いようです。事実、借金を抱えている人は数多くいます。

企業に親の信用調査をされてしまうと、そのことが原因で「その企業の採用試験に落ちてしまうのではないか」と悩む人は少なくありません。

では企業は採用試験の際に、親の信用調査をするのでしょうか?

企業は勝手に親の借金情報などは見れない

ブラックリストの情報は、個人信用情報機関に登録されています。なので、個人信用情報機関でその人の情報を照会すれば見れるようにはなっています。

(何度も言いますが、ブラックリスト自体はありません。ただ、支払が遅れたという延滞の情報などが個人信用情報機関に載っているだけです)

しかし、本人の同意がない場合は、勝手に照会はできません。採用試験だろうがなんだろうが、勝手に個人信用情報機関の情報は見れないようになっています。

勝手にこれをやってしまうと違法なので、それがバレた時は企業は大変なダメージ受けてしまいます。なので勝手に個人信用情報機関から、親の信用情報を調べることは絶対にありません。

これで「親がブラックリストに登録されているから、それが原因で採用試験に落ちるのではないか」と心配している人の不安はある程度取り除かれたと思います。

本人の信用情報の提出を求められることがある

しかし銀行などのお金を扱う仕事の場合は、個人信用情報機関の情報の提出を求められることがあります。

この場合、本人の同意を得ているので違法ではなく問題にはなりません。

個人信用情報機関の情報の提出しなければならないといっても、その採用試験を受けた学生の情報です。

「親の個人信用情報機関の情報を提出しろ」とまでは言ってきません。

つまり、本人がブラックリストに登録されていなければ何の問題もありません

しかし、銀行などは個人信用情報機関の情報を見なくても、社内情報を持っています。その情報とは官報や自社ローンなどの返済状況などです。

銀行などの金融機関であれば、そういった情報を調べられる可能性は否定できません。

探偵を雇う場合も

その他にも、探偵を使ってそういった情報を調べる企業もあるようです。

探偵の場合は、その人の経歴や親の情報、交友関係や犯罪歴なども調べたりできるようです。

しかし、そこまでやる企業は多くはないと思います。

それよりも、自分自身が個人信用情報機関にブラックリスト登録されないことが大事です。

自分自身のクレジットカードの支払い、携帯料金の支払いなどが滞らないように気を付けることのほうが重要です。

ブラックになってしまうと、金融機関に転職する際などに不利になるでしょうから。

まとめ

基本的に、親の借金は子供の就職に影響しません。ブラックリストかどうかは、信用情報を見ればわかりますが、企業側が勝手に親の信用情報を見ることはできません。

金融機関に転職を考えている場合は、親ではなく自分の信用情報を気にしましょう。信用情報に問題がなくても、過去に問題を起こした金融機関であれば、社内情報を持っていますので注意が必要です。

企業の中には探偵を使って、「本人の経歴に嘘はないか」など、とことん調べるケースもあります。しかし、そこまでする企業はそう多くないので、あまり気にする必要はありません。